34:渡部親方 ー Watanabe Oyakataー
初代料理長、渡部朝太郎
First head chef, Watanabe Asataro
1886年(明治19年)16歳になった渡部朝太郎は金谷カテッジインで料理手伝いとして働き始め、1888年(明治21年)に正式に料理人になりました。
洋食の知識を持たなたかったカテッジイン時代から、度々外国のお客さまから西洋風の料理を教えていただきながら、試行錯誤の中で金谷フレンチを作り上げていったであろうことが推測されます。
お客さまとのコミュニケーションの中から金谷ホテルの料理の基礎をつくりあげた料理人渡部親方の功績はとても大きなものです。
In 1886 (Meiji 19), Watanabe Asataro turned 16 and began working as a kitchen assistant at Kanaya Cottage Inn. He officially became the cock in 1888 (Meiji 21).
The achievements of chef Watanabe, who created the foundations of Kanaya Hotel's cuisine through communication with guests, are enormous